LaT! : Live as Think

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悩めるサラリーマンが悩んだ挙句に転職するまで

思考停止ワードの「とりあえず」は使うな

まあ、「とりあえず」はとりあえず使わない方向で…… 

 

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“思考停止ワード使ってませんか?”

「とりあえず」って本当によく聞く言葉だ。

特に大人になってから格段に使う量が増えた思考を停止させるワードの1つ。

大人って自分も含め、意味不明に忙しい。

意味不明なミーティングに、時間がない人たちが集まって話し合うと、ほぼ100%最後は

 

「じゃあ、今回はとりあえず〇〇ということで〜」

 

という決まり文句でミーティングを終える。

大体なんにも決まってないまま終わる。

大人って忙しい。

確かに時間が制限された中で議題として大きなものを扱うとなると、どうしても先に時間がきてしまうから、ミーティングをシメないといけない。 

 

そういった意味では使い方さえ間違わなければ、話を止めるときには効果絶大の便利なワードだ。

このケースは議題の大きさや煩雑さ対する時間の設定がチグハグなのが問題だからね、「とりあえず」に罪はないか。

これはこれで、別テーマで扱えそうな話題だな、まあそれは次の機会。

 

しかし思考を止めている自覚もなしに使ってる人、どうかしたら「まとめったったわ〜」ぐらいの気持ちで使ってる人いません?

 

 

それマズイです。 

 

 

“思考停止が招く弊害”

「とりあえず」は思考停止ワードなんだけど、これは説明したとおり便利の良い言葉なので、つい乱発してしまう。

これは相手の思考と同時に自分の思考にもストップをかけてしまう。

そして思考を止めることがクセになり、いつのまにか思考することができなくなる。

相当問題ありの悪いクセだ。

 

考えたくても、深く考えることができないのは非常にしんどい。

考えたいことがあるのに、答えが欲しいのに、自分で思考することができないので、外部に求めてしまう。

しかも現代はググればいくらでもそれらしい答えのようなものが転がっている。

その答えをさも自分の思考の結果のように扱ってしまう。

そうするとますます思考できなくなる。

本当に問題ありだな。

 

“結論を出す=思考を止めるでなはない”

でも思考を止めないといつまでたっても結論までいかないのでは?

もしくは、思考を続けたところで答えが出ないこともあるのでは?

この問に答えよう。

 

答えは「結論まではいかないこともある。しかし、そもそも結論まで行かなくて良い」…これ。

結論がでないとまるで意味がない、もしくは成果としては認められないと考えている人は世の中に実に多い。

なぜなら、まとめて答えを出すために思考して話し合っているからだ。

でもそれは大きな間違い。

 

思考は思考することにすでに価値があり、成果がある。

自身が何かのテーマについて、深く考え順を追ったりまとめたりする。その思考の過程が価値だ。

もし時間の制約があるときでも、無理やり結論づけるのではなく、「なぜ結論にまで至らなかったのか」を先に思考するべきだ。

それが本当の意味での結論に近づく方法だろう。

思考を止めたら、結論が出るわけではない。

 

“結論がでないことを恐れるな”

結論がいつまでも出ないのは確かに恐怖だ。

しかも大きな視点で見れば、人生というものはすでに時間が制約されている。

そして、人生で必ず結論を出すタイミングはある。

ではどこまで考えて、いつ結論を出すのか?

 

答えは「時間が許す限り疲れるまで考えて、時がきたら結論を出す」おそらくこれしかない。

でもどうだろう、きっとそれは「とりあえず」と言って出した答えより必ず納得できるはず。

なぜならあなたが思考した上でだした結論だからだ。

思考したことに価値があるから出した結論に納得できる。

 

 

「とりあえず」と言ってる人、今すぐやめよう!

自覚がない人、まず意識してみては?