サラリーマンの仕事は70%できれば完成で良い
こんにちは、サラリーマンブロガーの糀【こうじ】(@COMEtheKNEE)です。
今日は仕事のスピードについて。
1.仕事で一番重要なのはスピードである
現代のような競争社会では、仕事をこなすスピードが人よりも早いというのは圧倒的有利です。
なぜなら競争社会においては「早い者勝ち」ルールが絶対である以上、先駆者であることは、そのビジネスのチャンピオンであることと同等だからです。
その現代では、当然サラリーマンの仕事はクオリティよりもスピードを求められるケースが非常に多いです。そう感じます。
サラリーマンの中で特にプレーヤー達は「何かを作る、処理する」等の業務を任されますが、これらに圧倒的なクオリティはまず求められません。
圧倒的なクオリティが求められるのは、主にプロフェッショナルの方やアーティストの方たちの仕事です。
彼等は圧倒的なクオリティを示すことができるので、プロでいられます。
僕らサラリーマンにとっての仕事は「クオリティは最低ライン(ミスがないこと)、スピードはMAXで」これが標準でしょう。
2.仕事はどこまですれば完成なのか?
”仕事のスピード”について考えるとき、これに悩まされるサラリーマンは多いです。
「突き詰めれば、実はまだまだできることがあるけれど、他にも業務を抱え、〆切や納期も迫ってくる。こればっかに構っていられない!」
こういうのはよく聞く話です。
また、仮に一生懸命スピードを上げて仕事したとしても、仕事の完成が分からなければ、結局納期ギリギリまでやり続けなければなりません。
どこまですれば完成と言って良いのか。実は仕事に完成というものはありません。
仕事は勉強やテストとは異なり、基本的に「いつ、誰にとっても完璧な答え」というものが存在しないからです。
完璧な答えすなわち100% が存在しない以上、99.9999999.....%という具合に続けることができてしまうのです。
3.仕事は70%完成で終わって良い
ではどこで仕事を終われば良いのか。コツはあなたの思う100%のうち、70%程度までできたなら、その仕事を終えてしまうことです。
70%までできてしまえば、それから先に残ったことは完全な蛇足であるケースが多いです。
”伝えたかったものを見えにくくなる不必要な情報や、意図のない凝ったデザイン、さらには意味不明なアニメーション等々。”がこれにあたります。
残りの30%は大体「あなたの余計な心配」や「あなたの余計なこだわり」が創りだした不要な仕事です。
70%までできれば、あとは簡単です。さっさと上司に見せてしまいましょう。
上司に、一度見せて助言をもらい、そこを修正すればそれで本当に終わりです。
それ以上は手をつけなくて良いです。次の仕事に取りかかってしまいましょう。
不思議ですが、自分の思う70%で案外そのままOKをもらったりするパターンも、けっこうあります。
どこが「あなたの余計なこだわり」なのかを見抜くためにも、70%で終えて、さっさと提出しましょう。