LaT! : Live as Think

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悩めるサラリーマンが悩んだ挙句に転職するまで

仕事ができる人はシングルタスクで処理をしてマルチタスク脳で考える

 こんにちは、サラリーマンブロガーの糀【こうじ】 (@COMEtheKNEE) です。  

 

仕事についてのハック記事でマルチタスクよりシングルタスクの方が結果的に生産性が高いという記事を見ました。

この手の話本当によく目にします。でも論点が違うと思うんです。

そもそもシングルタスクとマルチタスクは比べるものではないです、よってどちらが良いということはありません。

僕の結論は「どちらも必要」です。正確に言えば使い分ける必要があります。

シングルタスクは処理をするとき、マルチタスクは考えるとき……という風に使い分けることがベストだと僕は考えます。今日は4段階に分けて説明しようと思います。

 

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そもそも人間はシングルタスクしかできない

仕事上で何かを処理するとき、そもそも完全なるマルチタスクで処理をするというのはありえません。

なぜなら自分の体は1つしかないからです。体は1つしかないからこそ、処理をするときは1つに集中するべきです。

もし頭で別のこと考えてて、また別の処理をしていたら……それはマルチタスクではなくて、単に集中力がないだけです。

 

しかし結局仕事はマルチタスクである

ここで注意しなければならないのは、仕事の大部分はマルチタスクで進行していくということです。

「シングルタスクが直列的に繋がっていて、1つずつこなしていけば完了」こういった業務はごくごく少数ではないでしょうか。

プロジェクトであれ事業であれ、必ず複数のタスクが並列的に同時に進行します。

一般企業のサラリーマンであれば、その中の一部ないし、いくつかを任されることになります。

 

マルチタスクの中にシングルタスクがある

仕事ができる人はマルチタスクで進む仕事の中で、自分がどのタスクを任されているかを把握しています。

これがマルチタスク脳です。任されている仕事の「重要度」、「期限」、「付随するもの」が見えています。

マルチタスク的に進む仕事は非常に整理しづらく、また巨大なプロジェクトは期間が長く、たくさんの人で分担されたりするので、より現状が把握しにくくなります。

常に自分がマルチタスクの中で、何をシングルタスク処理しているかを気にかける人が仕事ができる人ではないでしょうか。

 

仕事ができる人は臨機応変

仕事ができるという定義は色々ありますが、仕事で間違いなく大事なのは「臨機応変さ」です。

仕事をしていれば、予想外の変更や追加等は日常茶飯事にあります。

シングルタスクでの処理のみに意識が向いている人はこれができていないと思います。

今している処理とは違う頼みごとをされたり、処理内容が変わったりした時に対応できない。

どちらが重要か、どちらが期限に猶予があるか、どちらにより付随するものがあるか、そもそも必要な変化なのか。

この辺りの判断はマルチタスク脳により、タスク同士を比較しないと結論は出ません。

そういった意味での臨機応変さを仕事ができる人たちは持っていると思います、

だから仕事が集まってくるし、頼みやすいですよね。

 

 

どうですか、どちらも大事だと思って仕事を見てみるとまた違うものが見えてこないでしょうか。

 

 ※仕事ができる人について新しい記事書きました、ご一緒にどうぞ(16/4/20UP)

jibukan.hatenablog.com