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達成感を得る最も身近な方法として読書を勧める理由

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読書はとても不思議な存在だと感じます。情報を得るための手段として昔から存在しています。それこそ昔は本を読むことで新たな情報を得ていたんでしょう。つまりそれしかなかったわけです。

 

しかし現代においては、インターネットの普及により情報を得る手段は急速に進化しました。現代において情報を得るための手段として読書を選ぶ意味は薄れてきているのではないでしょうか。だからこそ、僕は現代における読書は情報を得るものよりも「達成感を得るもの」としてお勧めしたいと思います。

 

とは言ったものの、早速例外の方々がいます。それは本好きの人たち。いわゆる文字中毒の方々です(僕にとってはありえないのでマジかよ…って内心思う笑)そういう人たちにとって読書はまさに「趣味」です。読書が楽しくて、読書することで快楽を得ます。楽しいことはやるべきです。しかしその他の人はどうですか?読書が趣味ではない人たちでも漠然と「読書しなきゃな」と思っていませんか?ちなみに、僕もそうです。そういう人たちが今回は対象です。

 

最初に説明したとおり、読書は情報を得る手段としては古い、全く同じ情報を得る必要があるなら、絵があったり、もしくは聴覚も利用する動画などの方がはるかに効率が良い。すなわち、読書は不便です。でもこの「不便であること」が実はとても重要です。別の手段がありながら、敢えて不便な手段である読書を能動的に行えばあなたは必ず「達成感」を感じます。なんとも言えない満足感を得られるはずです。

 

もし全く同じ種類の情報を得るために、動画でまとめられたものを見たらどうですか?おそらく達成感は感じないでしょう。もっと言えば、何も残らないかもしれない。それは情報を得るという気持ちは能動的なのですが、得る手段が実に便利で分かりやすくて親切で、僕たちは頭の中で補足したり、行間を読んだり、想像したり能動的に動く必要がないつまりは受動的に受け取ってしまうからです。受け身ならまず達成感は感じません。

 

僕らは①敢えて不便なことでかつ、②なんとなく意義がありそうなことを③能動的にすれば、達成感を感じます。 読書はこの定義にすっぽりハマりやすいのではないでしょうか。さらには達成感を感じたことは忘れづらいし、自分に小さな自信を植え付けます。

 

現代でも、多くの人が「読書した方が良いぜ!」って言いますよね。これは達成感を味わっているんです。そうだと思います。でも達成感を味わっていると意味づけできている人は多くはないと思います。だから、よく「教養のために~」や「勉強のために~」等の意味の分からない理由で読書を勧めてくるんです。あと、もう一つ読書のいいところは内容やジャンルが多様であり、難しさ(頭での補完の度合い)も選べるところです、実に入門しやすい。自分の好きなことの専門誌は必ずありますし、小説やラノベのように頭での補完がしやすいジャンルも揃っています。

 

最近何かを成し遂げてないなと感じるあなた、今日から読書を通じて身近に達成感を味わってみてはどうですか?