星野源さんを見ると「人間が多面体である」ことを思い出す。
星野源さんが好きだ。サブカル系女子にバカうけだった彼が、気づけばゴールデンの主題歌を歌って、アミューズ所属になった。かなり有名になって、色々なところで彼のことが語られているけど、改めて紹介。
星野 源(ほしの げん、1981年1月28日 - )は、日本の俳優、ミュージシャン、文筆家、映像ディレクター。埼玉県蕨市出身。インストゥルメンタルバンドSAKEROCKのリーダーとして、主にギターとマリンバを担当。所属はアミューズ(音楽業)、大人計画事務所(俳優業)。ライターとしても多数の連載を抱えているアーティストである。
とにかく多才。俳優であり、歌手であり、演奏家であり、文筆家であり。知ったきっかけは歌手としての彼を見たことなんだけど、NHKのウッチャンのコント番組LIFEに出ててびっくりしたり、あとはバナナムーンGOLD聞いてたら出てくるし、ウィークエンド・シャッフルにも出たりね。そうか、ラジオで知ったのかな。なんだろう、曲はどれも好き。音楽は詳しくないんだけど、どの曲も複雑で時にエモくて、でもそれを「J-Pop」に昇華してる。音が耳に当たるとき、その声の優しさ?エロさ?が音に混じって、すごく心地よさを感じる。まあ、ここらへんもたくさん記事があるからそちらに任せて。
ところで人は何か語るとき、大体は「この角度ではこう見えるよね」っていう話をする。「もし俺だったら~する」とか「私には~だと感じた」みたいな、自分にはこう見えますよっていう話。それはそのモノの一面であるという自覚が本人にあるかに関わらず。だからそのモノと接する時間が増えるほど、より色々な一面が見えてきて面白かったり、不満が出たり、びっくりしたりする。ホント当たり前なんだけどね、でも忘れがちなことで自分が見えた側面が、そのモノの全てだという勘違いをしてるケースが多い。
星野源さんはその勘違いに気づかせてくれる存在で、この人を見ていると、人間っていろんな側面があるなと気づく。色々な側面があると、それが人の複雑さになって、「らしさ」になっていくんだ気づく。星野源さんの場合、例えば仕事という側面は、多才であるという評価をされて世に出回っているからわかりやすい。ある側面は歌手なんだけど、実は文筆家だったりして、きっと星野源さんに近い人たちは、彼のまた違う側面をたくさん知っているんだろう。
色々な切り口や側面がその人の「らしさ」に説得力をつけていく
— 糀【こうじ】 (@COMEtheKNEE) September 14, 2015
その人「らしさ」って、言葉ではすごく説明しづらい、「すごく面白いやつがいるから、紹介したいけど説明難しいわ、とりあえず会ってみて!」と言いたくなるあれだ。それは色々な側面がつくる多面体が、その人の「らしさ」を形作っているからだ、だから説明しづらい。僕らは多面体のある1つの側面を語っていることを忘れてはいけない。忘れそうになったら、星野源さんの曲を聴こう、ここに数曲紹介しておく、他にもいっぱい良い曲あるけどね、とりあえず基本だけ。
■最新曲、ちょっと大人の雰囲気。これが使われてるwebムービーにも星野源さん出てますよ、ようつべで見れます。
星野 源 - Snow Men 【MUSIC VIDEO】 - YouTube
■星野源を有名にした曲、ダンス・ナンバー。ドラマ主題歌です。
星野 源 - SUN【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube
■1stシングルかな、アコギで。歌詞を聞いてみて、歌うっていうより語るっていうイメージ。
星野 源 - くだらないの中に 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube