誰も教えてくれない会社と組織と仕事の不都合な10の真実
世の中は知らないことばかりだ。世の中の真実は巧妙に隠されているときがある。なぜなら真実は誰かにとって都合の悪い場合がほとんどだからだ。そしてある日、その"都合の悪い真実"は、何の前触れもなしに僕達に降り注ぐ。
会社という組織においても、実は真実隠しと言えることが起きている。
今の時期、"隠された都合の悪い真実"に直面するのは新入社員の皆さんだろう。会社は入社するまであなたに真実は隠している。言わずもがなだが、不都合だからだ。
僕達ができるのは不都合な真実に耐えうる「心構え」を整えることだ。以下に不都合な10の真実を列挙している。「心構え」を整える手助けになれば幸いだ。
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1.仕事の充実感は「何をするか」より「誰とするか」が大きく影響する
2.仕事ができなければ、会社に居場所がない。というわけでもない
3.顧客に限らず、社内の人間関係は多くの場合「利と害がある関係」だ
4.会社の業績や、個人の成果を最も左右する要素は「運」だ
5.会議では「何」を言ったのではなく、「誰」が言ったのかが重要視される
6.大人は思ったほど大人じゃない。まるで子どものようなワガママを言ったりする
7.社内の昇進や転属といった噂話は、瞬く間に広がる
8.あなたの身を守る法律(労基法)はあなた自身で学ばなくてはならない
9.仕事の出来不出来をきちんと評価できる上司は、ごく少数だ
10.会社は勤怠や目標管理のシステムを信仰しすぎている。しかし大抵運用できていない
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僕たちは全てを知ることはできない。また知ろうとすればするほど、目を塞ぎたくなるような事実に遭遇することもあるだろう。
それほど世の中は知らないことばかりだ。
しかし見えない事実の上になりたった希望や未来ほど空虚なものはない。
事実を知り未来を描くために、僕達は「心構え」を整えよう。